むとうゆたかのありがと横丁☆

essayist, copywriter and blog writer. ネコ大好き。カフェ好き。代表ならなんでも好き。フリーランスの、エッセイスト。コピー。仕事の話や私的なメッセージはspontaneusly1969@gmail.comまで。

<ドイツとシンガポールに学べ>

スマートフォンのニュースを開く。

「どれどれ・・・・今日はなにかな」

心の中で

つぶやく。

 

障碍者施設で19人の殺害か。。。。元職員、

警察は春に捕まえていたか」

日本最大級の殺人事件だな、秋葉原通り魔事件

並だ。この事件でわからないのは、犯人は

金持ちに向かわず、弱者の(無抵抗の)障碍者

に向かったことだ。弱いものがさらに弱いものを叩く、

という言葉もあったっけ」

障碍者の職員は給与が仕事に比べて、

安いということも背景にあるのかもしれないな」

「のびたが、自分より弱いものをいじめる漫画

なんて成り立つのだろうか」

むりだなそんな漫画。

「フランスでカトリック教会で人質殺傷事件

があったそうだ。これはIS絡みと言われている。

なぜフランスばかり。。。。」

そう言うと、キンキンに冷えた缶ビールを

空けた。

「アメリカのサンダース候補が演説して団結を

呼びかけた。民主党の綱領に<公営大学無償化>

最低賃金1500円>を入れたから(綱領にだぜ!)

サンダースの効果はあった。

共和党か民主党のどちらかで世界は決まる。

共和党のブッシュの時は戦争を起こし、予算に

信じられないほどの赤字を作ったんだよな」

「さて、リオオリンピックが迫っている。

これは都知事選が終われば、すぐ盛り上がる

だろう、それほど心配していない」

「都知事選は、週刊誌の砲弾を受けた候補

沈没しかかっている。これは生涯かけて訴えて

いいだろう」

「こういう事件が多発するとき、本質の

なにかを隠しているんだよな」

「なにか。。。。」

「今日はこんなところだ。またこんど」

 

*あわてて「里山資本主義」を読んだ。サブシステム

なんだ。いいと思います。ただ、地方の沈没、雇用

をどうにかしないと、東京は金融、地方はモール。

という今の構図から抜けられません。工業なら

ドイツ。<シンガポールとドイツ>をロールモデル

として、学び、吸収するときがきたと思います。

サイゼリアカップル。

じゃあ、どうしろっていうんだ」

「知らないわよ、pokemon goやってたじゃない」

「オレが聞きたいのは、どの候補者に入れるか

ということだ」

 

「まだ、決めてないわよ」

「そうなの」

夫婦はサイゼリアで食事をしていた。

やや男性が興奮していたが、落ち着いてきた。

都知事選挙の次はリオオリンピックだぞ」

「すぐ盛り上がるんでしょうね」

「年末はアメリカ大統領選挙だ」

「私たちのことも考えてよ」

女性はペペロンチーノを口に運んだ。

「少しづつでも貯金しないとな、人口減ってく

というし、まともな年金でるかどうか」

 

「安心するから消費するのにね」

 

彼はハンバーグを切り口に運んだ。

「人口問題について考えたんだけどさ、

<選択制国労働ビザ受け入れ>が

いいかと思ってる。

「例えば?」

「移民の主なトラブルは言語だ。だから4年は

日本語を勉強してきてもらう」

「ふーん」

「国は選択する。日本に好意的な国から

きてもらう。ベトナムインドネシア、インド、

オーストラリア、ニュージーランドミャンマー

カンボジア。これ

らの国に限定して、労働ビザをだす」

「テロ大丈夫?」

「それは経歴でわかる。イスラム教徒は

移民にしない」

「あなたの考えはいつも大胆ね。実行するのは

与党だけど。やるかなあ」

「やるさ。人口構造を変えるには移民しかない」

ハンバーグはおいしい。口に含んだ。

 

「ぼくら、これからどうなるんだろうね」

「それはなりゆきよ。今先が読めないもの」

「公務員以外、安定を失ったよな、この国」

「ねえ、それより、今度東京ディズニーランド

いこうよ。久々に行きたくなってる」

「そうだな・・・・行きたいな」

「じゃあ。行こうね」

「了解」

 

彼と彼女は、サイゼリアを出て行った。

街ではpokemon goをやる人にあふれていた。

星がキレイだった。

よく考えるの、立ち止まるとき。

衝撃的なものをみた。pokemon go は置いとい

て、「独裁者の部屋」と内田樹先生の講演記録だ。

どちらも好対照なのだが、

ヒントと

示唆に富んでいる。

 

・「独裁者の部屋」

http://www.nhk.or.jp/jp-prize/dictator/index.html

NHKの放映だったのだが、内容は濃い。

部屋に賞金がもらえるからとグループを

独裁政権下の状態の部屋に閉じ込める。

次々と脱落していくが、最後に開放される。

これは現代社会のメタファーが多く、

日本の行く先も暗示している。

 

・「内田樹先生の講演記録」

http://blogos.com/article/184470/?p=1

日本は人口が急激に減っていくから、経済成長

は行き詰まるよ。里山に希望があるかも。

それは経済の低成長を意味するけど。

かいつまんで言うとそういうことだ。

僕はこう返した。

資源がでないで経済成長でやってきた国が

経済成長が無くなったらどうなるんでしょうね。

「あがく」のではないでしょうか。それは

戦争経済かもしれませんが。

 

この2つには考えさせられましたね。

ドラッカーも著書のなかで「人口構造」

が国を左右すると言ってるんですよ。

それと、地方移住が増えるのは

ありえますね。amazon楽天

あれば、かせげばいきています。

自給自足もできます。

 

私は都市のシンガポール化しかないと

思っています。資源がない、自然は多い。

だができない経済成長を無理やりしたい。

シンガポールは戦争しませんから。

ちいさな島です。

 

ふう、この日本という国はどうなるんでしょうね。

資源がなく、アメリカの指示どおり民営化を

続けてきた。だがそれももうない。

軍需産業を膨らませようとしている。

それもおそらくうまくいかない。広島に

原爆が落とされ、島々で兵隊を大量に餓死させた国

だからです。その消えない歴史が、ドイツ以上に

日本を縛っている、ドイツは戦争するんですかねえ?

ちょっとドイツを考えてみてください。

 

ちょっとぼやきました。酒でも飲みたいな。

公園にpokemon goを集めて過ぎていく夜です。

昨今コメント。

都知事選は熾烈さを増していいる。

舛添氏は経費の使い込みで辞任したが、

鳥越氏は週刊誌に叩かれている。

選挙中に叩いたので、週刊誌は敗訴するだろう。

選挙妨害だけでも立証できるからだ。

選挙中は候補者に対してコメントを

入れないのが暗黙のマスメディアの

了解だが、文春はそれを破ったからだ。

その選挙妨害は再現立証が可能なので、

文春は敗訴するだろう。

 

トランプとクリントンのレースは

まだ読めない。トランプは保護貿易にする

可能性があるからだ。共和党は

歴史上、必ず戦争をするので、

トランプでは危険だ。

 

安倍首相は憲法改正がいつでも

できる体制にもうなっている。

だが、その前の経済が成長が

鈍くなってきている。

サンダースのいう格差が

日本国内でも大きく、消費活動に

大衆が向かないからだ。

昔、所得倍増計画という政府の

施策があったが、いまも大衆の

所得を上げれば(ただし非正規や保育士や介護師)

消費が活発になるだろう。

憲法改正はデモなどで揉めるだろうが、

強行されるだろう。両院で3/2を

与党が占めているいるいるからだ。

 

今私はポケモンゴーにしか興味がない。

はやくこないかな。

 

ありがとうございました。

 

どうころがっても、うまくやる。

近くのハンバーガー

ショップで、友人と

ダイエットコーラ

飲みながら、語りあった。

 

「トルコのクーデターには驚いたな」

「法関係、教員、軍、を解雇して、拷問も

加えているみたいだ」

「あそこの大統領は、独裁政権を目指して

いるな。側近の諸葛孔明を外してから

ずれ始めているみたいだ」

「だから有能な人材を感情で外しちゃいけない

んだよ、軌道がずれていく」

僕は、コーラで喉を潤す。

「都知事選も激戦だよ」

自民党からでたが、どちらも怪しい団体

に属し、金回りの叩けば埃がでる候補だ、

たとえ当選しても、週刊誌がちょっと

叩けば、過去の汚職は防げまい」

「じゃあ、野党連合の候補はどうだ?」

「ガンで健康面の不安はあるが、身の回り

がずっといい。弱者救済の施策を行えるだろう、ただ」

「ただ?」

彼がアイスコーヒーを飲んだ。

「我々としては東京オリンピックさえ、

きちんとできれば、不満はないんだ。優先的な大きな

ストーンなんだ。だからもし、彼が当選したら、

オリンピックだけはしっかりやるようにと

ねじ込むつもりだ」

「それがいいな。彼は福祉政策をやるだろうから、

平行して、な」

 

 ダイエットコーラは旨い。炭酸がクールだ。

「例のトランプとクリントンはどうだ」

「トランプが大会で共和党をまとめあげた。

家族が受け入れられたらしい。例のTPP

共和党の綱領から外してある」

「うまくやったな、TPPの余地を残したわけだ」

「大西洋だけでなく、太平洋も重要だからな。

成長の余地は太平洋の国々に残されている」

彼がゴクリとコーヒーを飲んだ。

クリントンはどうだ?」

「黒人やヒスパニック、女性に一部のサンダース

支持者を取り込んだ。民主党大会では

まとめることができるだろう」

「ただ、彼女では大きな変化は望めない、

従来の結社やロビーのいいなりだろう。

それが安全ともいえるが」

「まだ副大統領が決まっていない。そこが埋まれば

ブレイクする可能性がある。トランプにも勝てる

だろう。トランプはマッチョすぎるからな」

「ははは、マッチョとはよく言ったものだな」

「まだ壁の建築を捨ててないからな。あれは

だめだ」

 

「お互い面白いな。また会おう」

「ああ、いつでも。まだ激しく揺れるぞ」

「これから暑くなる。プールでも行こう」

「公営でな」

彼はにやりとすると店から離れた。

ダイエットコーラはズーズーと残りが尽きた。

「オレも行くか」

街の雑踏の中に消えていった。

残り香が席に残った。

 

うんざりして、肉をほうばることにした。

「ずるい」

また彼女は言う。

「ずるい」

僕は言い返すのを、やめてしまった。

「私、おいしいもの食べさせてくれないと

帰る」

と言い出した。

頭のなかで、ラーメン屋やファミリーレストラン

などが走馬灯のように浮かんだが、却下した。

ブラジル料理なんてどう?」

「いいわ、いきましょ」

僕らはなんとか妥結して、店に向かった。

表通りから、脇道に入った薄暗いところ

にその店はあった。

椅子はカウンターに5席。奥に4つ。

彼女はカウンターに座った。

「最近、政治の話ばかりじゃないの。非正規がどうの、

憲法改正がどうの、ヒトラーがどうの、チャップリン

の独裁者を見なおしたり、黒澤明の悪いやつほどよく

眠るをみたり、ちょっとはまっているんじゃ

ないの、よくないわ、そういうの」

「新聞読んでいてもさ、twitter眺めていても、

このままじゃあぶない、という記事ばかりなんだ。

調べたら確かにあぶないんだよな」

「あのね、私は生活の話をしたいの、花を

買ったり、美術館に行ったり、おいしいもの

食べたり、いい服着たり。そういうことって

大事なの。男の人にはわからないと思うけど」

肉の串焼きが運ばれてきた。

「おいしそう」

なぜか、肉は元気になる。不思議だ。

彼女は美味しそうにほうばっていた。

「旅に行きたいな」僕はつぶやいた。

「そうね、温泉なんかいいわね。旅はいいわ」

僕は政治やテロを聞いているうちに、

息苦しくなっていることに気づいた。

「旅か・・・・」

やっと、僕の肉が来た。ふたりでほうばっていた。