むとうゆたかのありがと横丁☆

essayist, copywriter and blog writer. ネコ大好き。カフェ好き。代表ならなんでも好き。フリーランスの、エッセイスト。コピー。仕事の話や私的なメッセージはspontaneusly1969@gmail.comまで。

どうころがっても、うまくやる。

近くのハンバーガー

ショップで、友人と

ダイエットコーラ

飲みながら、語りあった。

 

「トルコのクーデターには驚いたな」

「法関係、教員、軍、を解雇して、拷問も

加えているみたいだ」

「あそこの大統領は、独裁政権を目指して

いるな。側近の諸葛孔明を外してから

ずれ始めているみたいだ」

「だから有能な人材を感情で外しちゃいけない

んだよ、軌道がずれていく」

僕は、コーラで喉を潤す。

「都知事選も激戦だよ」

自民党からでたが、どちらも怪しい団体

に属し、金回りの叩けば埃がでる候補だ、

たとえ当選しても、週刊誌がちょっと

叩けば、過去の汚職は防げまい」

「じゃあ、野党連合の候補はどうだ?」

「ガンで健康面の不安はあるが、身の回り

がずっといい。弱者救済の施策を行えるだろう、ただ」

「ただ?」

彼がアイスコーヒーを飲んだ。

「我々としては東京オリンピックさえ、

きちんとできれば、不満はないんだ。優先的な大きな

ストーンなんだ。だからもし、彼が当選したら、

オリンピックだけはしっかりやるようにと

ねじ込むつもりだ」

「それがいいな。彼は福祉政策をやるだろうから、

平行して、な」

 

 ダイエットコーラは旨い。炭酸がクールだ。

「例のトランプとクリントンはどうだ」

「トランプが大会で共和党をまとめあげた。

家族が受け入れられたらしい。例のTPP

共和党の綱領から外してある」

「うまくやったな、TPPの余地を残したわけだ」

「大西洋だけでなく、太平洋も重要だからな。

成長の余地は太平洋の国々に残されている」

彼がゴクリとコーヒーを飲んだ。

クリントンはどうだ?」

「黒人やヒスパニック、女性に一部のサンダース

支持者を取り込んだ。民主党大会では

まとめることができるだろう」

「ただ、彼女では大きな変化は望めない、

従来の結社やロビーのいいなりだろう。

それが安全ともいえるが」

「まだ副大統領が決まっていない。そこが埋まれば

ブレイクする可能性がある。トランプにも勝てる

だろう。トランプはマッチョすぎるからな」

「ははは、マッチョとはよく言ったものだな」

「まだ壁の建築を捨ててないからな。あれは

だめだ」

 

「お互い面白いな。また会おう」

「ああ、いつでも。まだ激しく揺れるぞ」

「これから暑くなる。プールでも行こう」

「公営でな」

彼はにやりとすると店から離れた。

ダイエットコーラはズーズーと残りが尽きた。

「オレも行くか」

街の雑踏の中に消えていった。

残り香が席に残った。