稲を田んぼに植える。やがて秋になると穂を垂れる。
そして収穫する。コシヒカリの名産はもちもちして
おいしい。ドローンがみまわった田んぼもある。
海外に輸出する米もある。だが、あまりにも
特殊でガラパゴスな品種なコメなので、
流通の多くは国内だ。農家の方に聞いたこと
があるのだが、大変なのは、田植えや稲刈り
などの大型機械の購入らしい。そこが
農家の負担から軽くなれば、農家は潤うだろう。
なぜこういうことを言うかというと、
日本はハイスピードで人口が減っている
からだ。供給が膨らみ、需要が減って
しまう。コメ市場で高く米の値段を固定する
とか、個別の農家に補償するという手法も
あるが、各国で違う。
私は「大型機械のレンタル」が
いいのではないかとにらんでいる。
一次産業は法人化という手法も迫っている。
だがこれは、日本の山の段々田を知らなすぎる。
簡単なことだ。地球儀で日本列島を
見てみればいい。日本は細く小さい形を
している。これでは大規模農業の土地に
向いていない。
むしろ都市部の改良が日本の未来だと
考えている。シンガポール化である。
シンガポールはいまだに10%以上の
成長を続けている。それは都市部の
金融だ。日本に散らばる各都市が、
シンガポールのようなグランドデザイン
があれば、おもしろい発展を
この細長い小さな島国はするだろう。
観光について触れれば、英語表記の
メニューや看板が少なすぎて不親切
につきる。日本の宣伝はよくやっている。
だいぶ思っていたことを書いてしまった。
本当は工業と物流に触れていないのだが、
また機会があれば書こうと思う。
いい国と可能性に満ちてるぜ、この日本。