むとうゆたかのありがと横丁☆

essayist, copywriter and blog writer. ネコ大好き。カフェ好き。代表ならなんでも好き。フリーランスの、エッセイスト。コピー。仕事の話や私的なメッセージはspontaneusly1969@gmail.comまで。

恋人ほしいかなあ。

財布を忘れたのであった。

走った。僕は店へ走った。

「これですね。ありましたよ」

店の人はとっといてくれた。

「ありがとう」

嬉しかった。日本だからだ。

 

帰り道、電柱の立つ細い道を

帰りながら、「そろそろ身を固めないとな」

と言って足取りを早くした。

途中の自動販売機に150円をカシャンと入れて

抹茶ドリンクを買って、ゴクゴク飲んだ。

なんか自分の中で、孤独をかんじた。

そういうとき、僕はスマートフォン

ゲームをやる。なんかきがまぎれるのだ。

 

でもどこで出逢うのだ?出逢いパーティー?

やめやめ、考えるのやめ。

僕は飲み干したボトルを、自動販売機

の横のゴミ箱に入れる。

「一緒にいて、楽な雰囲気なひとがいいな」

いわば、ネコ系の人かな。と思った。

遠くで鳥が二羽飛んだ。

「いいことないかなあ」

「パーティーいこうかな」

こころの中の小さな葛藤のあと、家についた。