今夜、僕は野菜カレーを食べた。
野菜がゴロゴロして、ルーはちょっと辛くて、
舌の上でころがった。おいしい。これは「快」だった。
家に着いてお風呂を沸かし、ザブンと
浸かった。頭からお湯を被った。きもちいい。
これも「快」だ。
五感を刺激し、すべてのプロダクトや、
映像に必要な要素は「快」と言っていい。
自動販売機で、ペットボトルの抹茶を
買ってのむ。ボタンを押し、お金を入れ、
キャップを外し、デザインをみつつ、
味を確かめ、ゴクンと喉を通す。そこには「快」
が介在している。
「快」は必ずしも、外部の刺激だけでは
ない。自分から周りを「快」に包む方向に
もっていくこともできる。部屋にお香をたく、
ジャズやボサノバを流しておく。
好きなぬいぐるみで部屋をいっぱいに
しておく方法もあるだろう。
自分で足などを念入りにマッサージ
したり、ヨガやストレッチをする
こともできる。そうやって普段から
「快」にもっておくのだ。そうやって
いい一日にもって収めていく。いい睡眠も
もちろんたいせつだ。最近はやりのマットを
ひいてもいいと思う。
そうやって自分から「快」を整えていく。
スマートフォンばかり時間をとるのではなく、
普段から、「快」の時間をとっていこう。
たいせつだよ。