むとうゆたかのありがと横丁☆

essayist, copywriter and blog writer. ネコ大好き。カフェ好き。代表ならなんでも好き。フリーランスの、エッセイスト。コピー。仕事の話や私的なメッセージはspontaneusly1969@gmail.comまで。

2016偲ぶ会奥田理事長より重要により、シェア。

今年も偲ぶ会、開くことが出来ました。 (先に追悼の辞を語ったTさんが)Yさんのこと言ってたけど、最後、川沿いの記念病院やったんかね入院されていたの。私も見舞いに行った。別人みたいにやせて、面影なくて、でも必死に最後まで生きていたね。  私ね、いまの時代においては、こうやって亡くなった人を偲ぶこと、忘れないということはね、もしくは、惜しむこと、さらにこの人たちとの出会いを喜ぶというかな、あの人と出会った、あの人と一緒に生きたということを自分の大事な思い出だと言うことは、今日この時代においては、すごく大切なことだと思うんです。 もっというと、今日この時代においては、それは闘いだと思います。  なぜかというとね、私は、やはりこないだ起こった相模原の事件がずっと気になっているから。みなさんもニュースでご存知だと思うけれども、ある障がい者施設で、しかも重複障がいといういくつも障がいを重ねてもっていた、そういう人たちがたくさん殺された事件。もともとその施設で働いていた26歳の青年がね、その施設を辞めた後、その施設で事件を起こして、19人を殺害した事件。これは単なる欲求不満とか、この社会に対して恨みをもっていたとかそういう事件じゃなくって、この人ね、自分が「いいことしてるんだ」というぐらいの気持ちでやっていたと思うんです。つまり、この若者がもったものの考え方というか、人との向かい合い方というか、人間をどうとらえていたか、という、そういうね人間に対する価値観が背景にあったと思うんですよ。その価値観がどんな価値観だったかというと、「生きる意味のない命は殺していいんだ」という価値観です。「生きる意味のない命だから、それはね逆に殺してやることがその人にとっても、もしくは家族にとっても、世の中や社会にとってもいいことなんだ」 彼は胸張ってこの事件を起こしたんですね。  聞きたいんだけど、「生きる意味のある命」と「生きる意味のない命」って、あるんですか? 世の中には、「生きる意味のある、生きていていい命」と、「生きたらいけない命」があって、「生きていたらいけない」というのは、家族も迷惑で、税金ばっか使っているから、そういう命は安楽死させろと言う、そういう命とかあるんですかね。 今の時代は、残念ながらそういう考え方がだんだんとふくれてきている。私、怖いと思うんですね。でも、本当にそうなんですか? 「生きる意味のある命」って言葉自体、成り立つのかね。成り立たないんじゃないの? 「命には意味がある」と言わないといかん、そうじゃないの。「命に意味がある」という風に我々は考えてきたし、「命そのものに意味」があって、「出会いそのものに意味がある」ってやってきたと思う。なのに、今の時代は命の中に「意味のある命」と「意味のない命」があるかのように論じ始めている。それでいいのか。「意味のない命は殺してしまえ」というお前は何様だ。  インターネット上では、彼のことを励ましている人、よくやったと言ってるやつもおるんよ。どうかなってるんじゃないか、この世の中は。でもね、これ、昨日や今日始まったことじゃないんです。我々でいったら12年前、小倉の自立支援センター、ここにもセンターにお世話になった人おるかな。自立支援センターを開所しようとしたときに、住民の反対運動がおこった。その住民反対運動の反対の署名の中に、こう書かれてました。「小倉北区の一等地に生産性の低い施設を建てるのには反対だ」と。つまり、ホームレスになった人がもう一回立ち上がって、再就職する、地域でもう一度の暮らしを始める、そういう人たちを応援する施設はねえ「生産性」が低いから反対だ、そんなものよりも一等地なんだから、商業施設を建ててもっと金儲けができる、「生産性」の高い施設をつくる方がいい。ホームレスの支援施設みたいな「生産性」の低い施設をつくるのには反対だと書かれていた。ちょうど同じ時期に、NPOのホームページにね、こういう書き込みがあったよ。「生産性の低い人間が迫害を受けるのは当然だ」。当時ね、ホームページに掲示板というのがあって、炎上しましたよ。その後、反対していた自治会とは和解して今は最大協力者ですがね。ありがたい。
 
 昨日や今日始まったことじゃないよ、この流れはね。小さなものがねえ、ずっとふつふつとこの社会のね、裏側にはあったんですね。すなわち「生産性」の高い人は意味がある、でも「生産性」の低い人、ホームレスは「生産性」低いから生きる意味が無い。そやけど本当にそうなの? 僕は、そう思わん。人がもう一回生きようと思って、その人がその人として立ち上がっていくっていう、これほど生産性が高いものないんじゃないの。もっと言わしてもらうと、そもそも「生産性」が問題なのか。人間に対して、人の命に対して「生産性」という物差しで測らないといかんのか。だいたい「生産性」の中身とはなんだったのか。結局は商業施設と比べられた。そんな問題ではなく、僕が出会ったこの人たちの「命」と天秤にかけるのは止めてくれと言いたい。リバーウォークと人間の命とどっちが重いか。そんなこと真剣に議論する価値があるのか。 「生産性」とは何か。結局はその物差しは、経済至上主義に裏付けされた金儲けじゃないか。お金にならないものは意味がないって言ってんじゃないか。そういう時代を僕ら生きてるわけ。そういう時代をね。  そういう時代のなかで、今日「偲ぶ会」やりました。そして、この128人全員の命を惜しんだ。だから、これは闘いなんだ。人間の命に「生産性」とか、「価値がある、ない」とか、「意味がある、ない」そんなことは言わせないという闘い。 ここに並んでいる人は、まあ、めでたく出会って、楽しく酒飲んで惜しまれながら逝った人もいましたよ。自ら命を絶った人もいますよ。部屋の中で死んでて見つかるまでに一週間、二週間かかった人もいましたよ。現につい最近もそういう別れをしましたよ。そういう別れ方とか、出会い方とか様々なんだけども、でもね、総じて私たちはこの人たちを惜しんでるんだ。総じて私たちはこの人たちを偲んでるんだ。総じて私たちはこの人たちの命、その命そのものに意味があるって今日は言うために集まったんだ。これはもう闘いよ。  今の時代は、今、この偲ぶ会をちゃんとやらないといけない時代。今この時代でね、命を惜しむということをちゃんとやらないと、飲みこまれるよ。「あいつは意味がある」とか、「あいつは意味がない」とか、「あいつは価値がある」とか、「あいつは価値がない」とか、そういうことをね平気で言う時代に我々は生きとるんです。もうNPO法人抱樸は、これからは闘いですよ。 抱樸館建てる時にも反対運動が起こったやろ。今でも反対の旗たってるじゃん。なんなんですか、いったい。何をもって反対してるんですか。一から十までそういうことに今なろうとしているなかで、われわれは、「人間そのものに意味がある」、「命そのものに意味がある」、「出会いそのものに意味がある」と言いぬく。
 
 でもね、これって実は結構難しいよ。きれいごとでは済まない。だって私たち経験してきたもん。この中でもね、誰とは言わないけどね、結構大変なおっさんいはりましたわ。「命そのものに意味がある」なんていってもね、実際にはもう堪忍してよと、ともかく何とかならんかねと思う出会いがあったわけ。おるやろ、この辺に並んでいる、誰とはいわんけどね。(遺影のひとつを指して)この I さんなあ、たいへんやった。この中にもこの人に貸したお金、かえってこんかった人おるやろ。色々いましたよ、でもねそういうきれいごとじゃすまない、人間と人間の出会いは、ほんまにしんどい。迷惑もかけられるし、本当にこの人とつきあって、何の意味があるんやろうかと悩みましたよ。当然ね。しんどいことばっかりやないかと思った日もあった。でもね、それすらわれわれは乗り越えてきたんじゃないですか。乗り越えてきた結果がこの「偲ぶ会」じゃないですか。今日偲んだ人、私たちセレクトしましたか。「いい出会いをした人」だけ偲ぶって、やりましたか?「いいお別れをした人」だけをここで写真並べてきましたか、並べていませんよ。大変な人、いっぱいいるよ。だけども、その人たちすべてに意味があるっていうのが、今日の「偲ぶ会」の意味ですよ。だから、これは闘いなんだ。この闘いを私たち闘い抜くんだ。  僕らも実はしんどい議論があったんだ。あのね、われわれは、ひとつの信仰というか、信念があった。「人はいつか変わる」っていう。これNHK の「プロフェッショナル」にも出たよ。ピロリンってあの番組でキーワードが出るわけ。「人はいつか変わる」って。でもあの時、NHK と攻防戦があった。「人はいつか変わる」っていうタイトルは、僕らの体で言うと半分しか現わしてないと収録直前NHK に訴えていた。確かにわれわれが闘ってこれたのは、「人はいつか変わる」という確信があったから。どんな人も出会いの中で変わると言ってきたし、実際に多くの人は変わっていかれた。ホームレスから9割以上の方が自立して、路上に戻ってないでしょ。だけど、これって下手するとね、こういう考えに染まっていくと「僕らと出会って変わってくれる人はいい人」、「僕らと出会って変わらない人は悪い人」、つまり、「いいホームレス」と「悪いホームレス」という分断が起こる。「支援をする意味のあるホームレス」と「意味のないホームレス」がいるかのような価値観にさいなまれ始めたわけ。そうなるとね、「あの人、変わりそうだな」と思える人にいっちゃうわけ。「あの人だったら自立するんじゃないかな」と思う人にいっちゃう。 それが始まった時に私たちは苦しんだ。考えた。そして、「人はいつか変わる」っていう言葉と同時に、「変わらなくても人は生きる」という言葉を語ることになった。「人はいつか変わる」という言葉と、「変わらなくても人は生きる」。このせめぎ合いの中で俺たちは体を裂かれよう、そこで体を裂かれながら人間とは何か、命とは何か問い続けようと。だから NHK の番組担当が「『人はいつか変わる』という言葉を使います」と言って来た時に、「ちょっと待ってくれ」と、「『人はいつか変わる』の下に、『変わらなくても人は生きる』と入れてくれ」と言った。結局、それでは視聴者がわけわかんなくなるから入れられないって、放送では「人はいつか変わる」だけになったんです。  我々でさえ「応答できるいい人」と、そうでない人を分けそうになる。(炊き出し巡回で)いつ行っても「帰れ」と言ってた西原さん・・・(西原さんを指さして)悪いホームレスね(笑) 11年間も弁当を届けさせといてよ、行くたんびに帰れ、帰れ・・・なんちゅう失礼なおっさんやと思ってた。もう弁当やらんぞと思うんだけど、そういうわけにいかない。なぜか。それでも人は生きるから、だから弁当置き続けた。結果、西原さんは変わったんだけど。  一方でこの前亡くなったWさん、先日夏祭りで追悼したWさん。彼の場合、もうほんとに「助けて」と、なかなか最後まで言えなかった人。最後の最後にやっと「助けて」と言ってきて、それで病院に入院したけどもう末期だった。いろんな人おるよ。でもね、「人はいつか変わる」ということに意味を見出した我々は同時に「変わらなくても人は生きる」、「生きていることに意味がある」と言い続けたよ。そのことを今やっぱりね、我々はちゃんと言わないかんと思います。それが今日の「偲ぶ会」の意味です。  「偲ぶ会」というのは、そのためにやるんだ、単なる思い出話の会ではない、これは闘いなんだ。この時代に対する闘いとしてわたしたちは偲び続ける。惜しいと思い続けるし、あの人と出会ってよかったな、色々あったけどよかったなと言い続ける。そういうことを今からもやり続けたいと思うんですね。  日本は「生産性」の価値観にどんどんさいなまれます。私はこれが戦争への道やと思ってる。戦場に人を送るんだったらどういう人を送るのが都合がいい? まわりから惜しまれている人、まわりから大事だと思われている人、「生産性」高い人を戦場に送ったら大問題になるよ。戦場に送って一番いいのは、死んでも誰も悲しまないような人、そういう人を戦場に送ればいい。そのために、日ごろから「生産性」の価値観をもって若者や社会の意識を分断しておく。死んでもらったら困るような大事な若者たちと、早く死んでもらった方が税金つかわんでいいわと思われているような若者たちと色分けしておく。こっちの人たちをどんどん戦場に送ったら誰も悲しみはせんよ、戦争やっても誰も反対しない。そういう風に、人の命をないがしろにする道は、全部最後にはつながっている、一本になっている。  だから、私は今年の「偲ぶ会」には、今まで以上の意味があると思う。どうか心に刻んでほしい。そしてひとりひとりが無くてはならない人間だと胸を張って言おう。「意味のある命/意味のない命」なんかないと宣言しよう。命そのものに意味があるんだということを言い貫く NPO であり続けたいと思うんです。 すいません、全員で黙祷をしたいと思うので、立って下さい。立てない人はそのままでいいです。 私たちのなかまであった、わたしたちの家族であった128名を覚えて、この人たちの命を思い、この人たちとの別れを惜しみ、そして出会いを喜ぶため、黙祷をしたいと思います。 黙祷―。
                    2016年 9月2日 抱樸互助会 「偲ぶ会」

愚かな政党、民進党選対部。

民進党候補者が決まった。3者とも

共産党と距離をおきはじめた。

愚かだと思う。

この小選挙区制度では

候補者を一本化しないと

勝てない制度になっている。

政策どうこうではなく、

選挙に勝てないのだ。

しかも与党側には、

公明党や維新の会まで

援軍がついている。

民進党は愚かにも

そこに竹槍で突っ込もう

としている。

ポケモンGOでは、

自民党は「永遠の与党」と

出るようだが、

民進党の判断では、

その失敗の繰り返し

をするつもりなのか。

公明党自民党は、

いまでも、積極的にポスターを

張っている。街を

歩いていると目にかかる。

民進党は、地盤の組織ができていない。

なにもないのだ。連合という弱小組織

しかない。これでは選挙に勝てない。

だが、その拒否反応から共産党

組めないという愚かな敗戦の道を

歩もうとしている。

シールズはもう解散した。

 

地盤がないのだ。

 

自民党には創価学会統一協会がついている。

民進党には共産党という手段しかないのだ。

パンとサーカスを繰り返す模擬ヒトラー

倒す手段はわずかしかない。

それに気づかない。

 

おろかなり、民進党

 

「パンとサーカス」のパンがない。

コンビニのイートインで、私は食事をした。

若者が二人、うずくまっていた。

私がその背中から感じるものは、「貧困と孤独」だった。

今の与党になって、どれくらいたつだろう。

そこには、老人もいた。彼もうずくまっていた。

だが私は、若者の絶望感に参っていた。

金が、若者に回っていない。

そのことが、重く、重くのしかかる。

このまま貧困人口が進むと、どうなるのだろうか。

予兆はある。飲食店の求人に若者が

集まらず、店をたたむケースが増えてきたのだ。

飲食店が、少しずつ潰れてきている。

地方はもっと酷いありさまだろう。

このまま与党が、大口の企業ばかり優遇して

いって、国民が貧困になっていったら、

誰が消費するのだろう。

教育費は、介護費用は、払えていけるのだろうか。

非正規という言葉をなくす、8割の給与に

すると与党はいう。これは実現できるのだろうか。

 

この日本に未来はあるのか。

 

国民の所得を増やす手立てはあるのか。

そもそも、与党はやるきがあるのか。

 

パンとサーカス」のパンがないじゃないか。

 

 

 

職業選択の、自由はない。

職業の自由はこの国はない。一見ありそうだが、

20歳の時の就職の選択を間違えると、一生レール

には戻れない。異論もあろう。憲法第22条第一項

に書かれていると。だが大卒の就職活動は

後の人生を変えるほど、変更が効かない。

転職も筆者はしたことがあるが、小さな

会社に落ちていく。派遣に参加すると

さらに正社員の道は遠くなる。ちなみに今

派遣は6割である。だからブラック会社でも

しがみつくのだ。いやもっと言えば大学選択

の時点で就職先も決まっているといって

いい。敗者復活が厳しい国なのだ。

いい解決法は浮かばない。ヒントは

大会社にこだわらず、中小企業やベンチャー

いい会社はあると言っておく。考えておいてほしい。

軍事のイノベーションには、へどがでる。

イノベーションって、なんだろう。と最近僕は思う。

最近で言えば、ポケモンGOのAR機能、テスラ

の高起動自動運転電気自動車。ドローン撮影と進化、

人工知能が碁の名人を破った件。マクドナルドの

自動カウンター、蔦屋の自動レンタル機。

僕の予想を超えて技術が進歩している。

なにか、こわい。

自動化が進めば、ブルーカラーの労働者

は必要なくなる。その後、ブルーカラー

どこに向かえばいいのだろうか。

労働を奪っていると言えないだろうか。

戦場では今ドローンを遠くから操作して

爆撃しているそうだ。

兵士を温存するため、ロボット兵士の投入

も近い。ロボットには感情がないから、PTSD

にもならず、人間を殺していくだろう。

もちろん進化の可能性が高いから、ターミネーター

のようになるのはま間もないだろう。

この前、シリアから救助された5歳の子供

の写真が反響を呼んだが、僕は他の子供が

画用紙に書いた黒いドローンの家を爆撃し

た絵が心にきた。無人のドローンが

近づいてきて、爆撃するのだ。

しかし、アメリカは行き過ぎている。

シリア政府を転覆させるため、工作と爆撃

をする。リビアやエジプトでも同様に

政府を転覆させる。その後はしらんぷり。

今、中東は大混乱だ。それをしたのは

アメリカ政府ほかならない。

背後に「イスラム壊滅プラン」が

あるのだろう。だがそれは普通の

テロに関係ないイスラム教徒には

関係ない話だ。余計な干渉だと

言っていい。この中東地域に平和

が来るのはまだ先の話だろう。

 

先端技術は軍事から降りるというセオリー通りなら、

ロボットの一般普及は近い。その頃には

中東でロボットが打ちまくっているだろう。

僕はこの先行きは予想したくない。

明るい予想が立てられないからだ。

天皇よりも、経済に夢中な、この国の政治家。

いま、ネットに流れている膨大な文章

はつまらない。ひたすら弱者を叩くか差別や

右翼もどきの言説ばかりだからだ。

天皇すら愛していない。天皇はもっとも

伝統がある日本の中心なのに。アメリカが

大戦後裁判にかけようとしたが、まわりが

止めた経緯がある。後に日本は天皇がいたから

国が持ったと言っている。その天皇の意見を

今の内閣は聞こうとしない。天皇を尊敬しない

なんて政治家だろうか。

我々は伝統の流れから大きく逸脱しよう

としている。

与党と日本会議がやりたい憲法改正

天皇国家元首になることである。

だがこれを今の天皇が拒否しているのだ。

 

左翼やリベラルの政策の弱点は「経済政策」が

ないことだ。国は経済発展と配分で持っている。

その配分ばかり声をあげても民衆はついてこない。

また与党はその配分をいう法案を廃止している。

これでは両極端だ。車の両輪なのだ。経済発展と

配分は。

 

今日本は日銀の政策が失敗し、GDPが0.3%しか

伸びない停滞期、またはデフレにある。

学生の仕送り、アニメーターの給与は年々

落ち込んできている。上位の数%にお金が

集中しているのだ。これはアメリカ国内でも

同じらしい。ピケティがこの大きな格差

に警告を発し、いま「累進課税を増やせ」

と言っている状態なのだ。日銀の刷った

貨幣は国民に回らず、企業と上位の人々

に流れている。GDPは国民の消費が6割

の計算だから、国民の所得を上げ、累進課税

増やせば、さらにオフショアを取り締まれば改善する。

これが与党にできるかどうかが

日本の経済成長を決める。できれば

国民は消費拡大に動く芽ができるだろう。

 

政治家たるもの、国民ファーストという

思考を持てるかが境目である。せこせこ

領収書を使い込んだり、温泉に公用車で

通う政治家が増えれば、国民の信頼

を失うだろう。日本を破壊しているのは、国民所得を減らし、

派遣を6割に増やしているあの人かもよ。みんな言わないけれど。

自民党は、なんで天皇家の意向に、沿わないんだ?。

ゆっくり進むものと、早く進むものがある。

シールズが解散した。デモにラップをもちこみ、

ビラやボードにデザインをもちこんだアイデア

大きく、斬新だった。いままでのデモは

ダサかった。これだけでもシールズの役割は

大きかった。野党の統一候補を立てたのも

いい効果だった。若いというのは、柔軟に

しがらみを関係なく見れるんだろうなと

思う。ネットの右翼は、とにかく叩きまくった。

なんでここまで叩くのか、私にはわからない。

ただ、浮遊層という一般層に運動などが、浸透

していなかったという限界も見えていた。

なにかが、足りなかったのだ。なにかが。

日本会議を叩かず、シールズを叩く。

憲法改正を目指す安倍首相と自民党

擁護し、護憲で戦地のあちこちで謝罪して

いる天皇には触れない。特攻隊は天皇

ために突っ込んだというのに。

ネットの右翼もどこか矛盾しているのだ。

長州藩天皇を押し立てて戦争に勝ったのに。

今の自民党は、どこか間違っていないだろうか。

 

クリントン受諾演説 全文

ありがとうございます。本当にありがとうございます。ありがとうございます。皆さん、本当にありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。本当に、本当にありがとうございます。すばらしい歓迎をありがとうございます。皆さん、こんなすばらしい党大会を開いてくださりありがとうございます。

そして、チェルシー、ありがとう。私はあなたの母親であること、そして、あなたがこんなにすばらしい女性に育ってくれたことを本当に誇りに思います。マークを私たちの家族に招き入れてくれて、そして、シャーロットとエイダンを生んでくれてありがとう。

そして、ビル、45年前に法律図書館で私たちが始めたあの会話は、まだ元気に続いています。あの会話は私たちが喜びで包まれたよい時期も、私たちが試練にさらされたつらい時期も、ずっと続いてきました。私が途中で口を挟むこともありました。火曜日の夜には私の「最高責任説明者」の健在ぶりを見ることができて本当にうれしかったです。私は家族のほかのメンバーや生涯の友人たちにも感謝しています。

大変な努力をして、今夜、私たちがここに立つことを可能にしてくれた皆さん、そして、今週、この選挙戦に参加してくれた皆さん、ありがとうございます。なんてすばらしい1週間だったのでしょう。私たちは希望という場所から来た男、ビル・クリントンのスピーチを聞きました。そして、希望の男、バラク・オバマ大統領のスピーチを聞きました。アメリカはオバマ大統領のリーダーシップのおかげでさらに強くなり、私は彼の友情のおかげで成長することができました。

ジョー・バイデンという唯一無二の最高の副大統領のスピーチもありました。彼は寛大な心で働く人々に対する党の責務について語りました。それは彼にしかできないことです。

ミシェル・オバマ大統領夫人は、私たちの子どもが見ていること、そして、私たちが選ぶ大統領は彼らにとっての大統領にもなることを思い出させてくれました。

ティム・ケイン氏のことをこれから知ろうとしている人たちは、なぜバージニア州の人々が彼を市議会から市長へ、そして、知事へ、そして、今は上院議員へと推挙し続けているのかすぐに理解できるでしょう。彼は全国民が誇りを持てるような副大統領になるでしょう。

そして、私はバーニー・サンダース氏に感謝したいです。バーニー、バーニー、あなたの選挙戦は、多数の国民、特に予備選に心血を注いでくれた若者たちに元気を与えました。あなたは経済と社会正義の問題を中心に据えました。こうした問題は本来、中心に据えられるべき問題です。

そして、ここや全国にいるあなたの支持者の方に知っていだたきたいことがあります。私は皆さんの声を聞きました。皆さんの大義は私たちの大義でもあります。この国は皆さんのアイデア、エネルギー、情熱を必要としています。それがあって初めて、私たちは進歩的な綱領をアメリカの真の変革に変えることができるのです。私たちは一緒にそれを書きました。これからは外に出て、それを一緒に実現しましょう。

友人の皆さん、私たちはフィラデルフィアに来ました。この国の生誕地です。この町で240年前に起きたことは、今日の私たちにもいまだに教訓を与え続けています。私たちはみな、その物語を知っています。しかし、私たちはたいてい、それがどのようにして起きたかに注目しますが、その物語が決して書かれないまま終わる一歩手前までいったことには十分に目を向けません。手に負えない13の植民地の代表がここから目と鼻の先の場所で会談したとき、一部には王への忠実を守りたいと望む者もいて、一部には王を刺し殺したいと望む者もいました。

革命はどちらに転ぶか分からない状況でした。そして、彼らはどうにかして互いの声に耳を傾け、妥協をし、共通の目的を見つけ始めました。彼らはフィラデルフィアを去るころには自分たちを1つの国として認識し始めていました。その認識が王に対して立ち上がることを可能にしたのです。彼らには勇気が必要でした。彼らは勇気を持っていました。この国の建国の父たちは、私たちは結束すれば強くなれるという不朽の真実を受け入れました。

アメリカは今、再び審判のときを迎えています。力強い勢力が私たちを分裂させようと脅威を与えています。信頼や尊敬による絆がほつれつつあります。そして、建国の父たちにとってとそうだったのと同じように、今回も保証書はありません。これは本当に私たち次第なのです。私たちは、私たちが一緒に成功できるように力を合わせて頑張るのかどうか決めなければなりません。この国のモットーは「多数でできた1つ」です。私たちはそのモットーに忠実であるべきでしょうか?

私たちは先週、ドナルド・トランプ氏の答えを党大会で聞きました。彼は私たちを外国から分断し、私たちどうしを分断することを望んでいます。彼は今日の世界の危機によって私たちがその無限の希望を見失ってしまうと確信しています。彼は共和党を「アメリカの夜明け」から「アメリカの真夜中」にまで陥れてしまいました。彼は私たちが未来を恐れ、お互いを恐れることを望んでいます。

民主党の偉大な大統領、フランクリン・デラノ・ルーズベルトは80年以上前、今よりもはるかに危険な時期にトランプ氏に対する完璧で痛烈な非難のことばを述べていました。「私たちが唯一恐怖するべきものは、恐怖自体である」

私たちは今、この国が何と対峙(たいじ)しているのかをはっきり認識できます。しかし、私たちは恐れてはいません。私たちはこれまでずっとそうしてきたように試練に立ち向かいます。私たちは壁は作りません。その代わり、よい仕事がほしいと望むすべての人がそれを手に入れられるような経済を作ります。そして、この国の経済にすでに貢献してくれている多数の移民の人々のために市民権への道筋を作ります。私たちは宗教を禁止しません。すべての国民や同盟国と協力して、テロと戦い、テロを打倒します。

しかし、私たちはやるべきことがたくさんあることを知っています。経済危機以来、昇給を果たしていない人があまりにたくさんいます。不平等が大きすぎます。社会的流動性も不足しています。ワシントンはあまりに麻ひしています。国内外での脅威があまりにたくさんあります。

しかし、これらの試練に立ち向かううえで、アメリカ人として私たちが持っている強みに一瞬でも目を向けてみてください。私たちは、世界で最も活力があり、多様性のある国民です。若者たちはかつてないほど寛容で寛大です。私たちには最強の軍があります。最も革新的な企業家たちがいます。自由と平等、正義、そして、機会という不朽の価値観があります。それらのことばが私たちと密接に結びついていることを私たちは誇りに思うべきです。私は国務長官として112か国に行きました。それらのことばを耳にすると、彼らはアメリカを思い浮かべます。

だから、私たちの国が弱いなどと誰にも言わせてはなりません。私たちは弱くありません。私たちは必要な資質を持っていないなどと誰にも言わせてはなりません。私たちはそれを持っています。そして何よりも、「私だけがこれを解決できる」などと言う人を信じてはなりません。そうです、それはドナルド・トランプ氏がクリーブランドで実際に述べたことばです。私たちはこのことばを警鐘として受け止めるべきです。本当でしょうか?自分だけが解決できる?彼は忘れているのではないでしょうか?前線の部隊を。危険に駆けつける警察官や消防士たちを。私たちの世話をしてくれる医師や看護師たちを。人の人生を変える教師たちを。あらゆる問題のなかに可能性を見出す企業家たちを。暴力のために子どもたちを失くし、ほかの子どもたちの安全を守るための運動を立ち上げている母親たちを。彼は私たち一人一人を忘れています。アメリカ人は「私だけがこれを解決できる」とは言いません。私たちは「一緒に解決しよう」と言うのです。

そして、思い出してください。建国の父たちは、革命のために戦い、憲法を書きました。それはアメリカを1人の人物がすべての権力を握るような国に決してしないためです。240年後の今、私たちは依然として互いを信じています。ダラスで起きたことを思い出してください。5人の勇敢な警察官が殺害されたあとに、デイビッド・ブラウン警察署長は、地域の人々に警察を支えるよう、そして、警察官になるようにとすら呼びかけました。地域の人々がどう反応したか知っていますか?わずか12日の間に500人近い人が応募したのです。

助けを求める声が上がったときに、アメリカはそのようにして答えるのです。20年前、私は「村中みんなで」という本を書きました。多くの人がその題を見て「いったいどんな意味なの?」と私に聞きました。説明しましょう。家族を養ったり、事業を起こしたり、地域社会を癒やしたり、国を高みに引き上げたりすることを完全に1人でできる人など誰もいません。アメリカはこの国をさらによい国に、強い国にするために、私たち一人一人がエネルギー、才能、野心を傾けることを必要としています。私は心の底からそう信じています。だから「結束すれば強くなる」というのは、ただの歴史の教訓ではないのです。ただの選挙戦のスローガンでもありません。これまで常にこの国の在り方の指針であり続けてきたもので、私たちが築く未来のための指針でもあります。

アメリカは最上位層の人々だけでなくすべての人々にとって経済が機能する国です。そして、どの地域に住んでいてもよい仕事を得られ、よい学校に子どもを通わせられるような国です。すべての子どもたちが夢を見られ、夢が手の届く所にある国です。家族が強く、地域社会が安全で、そして、そうです、愛が憎しみに勝利する国です。私たちはこういう国のために戦っています。私たちはそんな未来に向かって努力しています。だから友人の皆さん、私は謙虚さ、決意、そして、アメリカの希望に対するかぎりない自信を持って、アメリカ合衆国大統領候補の指名を受諾します。

この演壇に立つ人の中には全国の舞台が初めての人たちもいます。ご存知のとおり、私はそうではありません。私は皆さんにとっての大統領夫人でした。ニューヨークというすばらしい州の上院議員を8年間務めました。その後、私は国務長官として皆さん全員を代表しました。しかし、私の肩書は私が何をしてきたかしか伝えてくれません。なぜ私がそれをしてきたかを伝えてくれません。本当のところを言えば、公的役務に就いていたその数年間ずっと、「公的」な部分よりも「役務」の部分のほうが私には簡単でした。私をどう評価してよいのか分からない人もなかにはいることを私は理解しています。だからお教えします。

私は、家族の誰も大きなビルを所有していない、そんな家庭に生まれました。私の家族は違う意味の建築者でした。ほとんんどのアメリカの家族が建築者であるのと同じ意味で建築者でした。彼らは、自分たちが持っていた道具、すなわち、神に与えられたものとアメリカでの生活がくれたものをすべて使って子どもたちのためによりよい生活とよりよい未来を築きました。

私の祖父は50年間、スクラントンのレース工場で働きました。自分の持っているものをすべてささげれば、自分の子どもたちは自分よりもよい生活を送れることを彼が知っていたからです。そして、彼は正しかったのです。私の父のヒューは大学に進みました。彼はペンシルバニア州立大学でアメリカンフットボールをし、真珠湾攻撃のあとに海軍に入隊しました。戦争が終わると彼は服飾用の織物を印刷する小さな事業を始めました。私は彼が何時間もシルクスクリーンのそばに立っていたのを覚えています。彼は私の弟たちや私に自分が決して持てなかった機会を与えたかったのです。そして、彼はそれを実現しました。

私の母ドロシーは、幼いころ、両親に見捨てられました。彼女は14歳で家政婦として自活することになりました。彼女はほかの人たちの親切さに救われました。小学校の1年生のとき、彼女が昼食時に何も食べるものを持っていないことに気づいた先生は、1年間ずっと余った食べ物を彼女に持ってきてくれました。その何年もあとに彼女が私に教えてくれた教訓を私は今でも覚えています。「誰も1人では生きていけない。私たちは互いの面倒を見て、互いを元気づけなければならない」彼女はメソジスト主義のことばを私に覚えさせました。「あなたができるだけ長く、あなたにできるすべての方法で、あなたにできるすべての善をあなたがそれをできるすべての人に対して行いなさい」

そこで、私は児童養護基金で働くようになりました。マサチューセッツ州ニューベッドフォードで、学校に行く機会を奪われた障害のある子どもたちのために1軒1軒を回りました。私は車いすに乗った少女に彼女の家の小さな裏口で会ったのを覚えています。彼女は私にどれほど学校に行きたいかを語ってくれました。その当時、それは可能とは思えませんでした。私は自分の母のことや彼女が子どものころに経験したことを考えるのをやめることができませんでした。私は単に気遣っているだけでは十分ではないことをはっきりと悟りました。本当の進歩を推進するためには心と法律の両方を変えなければならないのです。理解と行動の両方が必要なのです。

そこで私たちは事実関係を調べました。私たちは連合を作りました。私たちの活動は障害のあるすべての子どもに教育を受けさせるよう、議会を説得するうえで力になりました。これはすごいアイデアではないでしょうか?障害のあるすべての子どもが学校に通う権利があるということです。しかし、そんなアイデアをどうすれば実現できるでしょうか?それは着実に、1年1年、そして、ときには1軒1軒訪問して実現するのです。私はアナスタシア・ソモサさんが多くの若者を代表してこのステージに上がっているのを見て胸が高鳴りました。なぜなら彼女が教育を受けられるようにするために法律を変えたのは私たちだからです。

ミシガン州フリントの飲用水に含まれる鉛の厳密な水準であれ、アイオワ州の精神療養施設の数であれ、皆さんの処方箋薬の料金であれ、私は政策の細部を事細かに突き詰めます。なぜなら、こうしたことが自分の子どもや自分の家族に関連することなら、単なる細部ではないからです。それは重要なことです。そして、皆さんの大統領にとっても重要なことであるべきです。

この4日間の党大会で、皆さんは私に刺激を与えてくれた何人かの人たちをご覧になったと思います。彼らは私を彼らの人生に招き入れ、私の人生の一部にもなってくれました。ライアン・ムーアさんやローレン・マニングさんがそうです。彼らは火曜日の夜に自分たちの体験談を語ってくれました。私が初めてライアンに会ったのは彼が7歳のときでした。彼は全身用支持器具を身に着けていました。彼の体を起こすのに身を乗り出さなければならなかったので、その器具はおそらく40ポンド(約18キログラム)はあったでしょう。ライアンのような子どもたちの存在は、私たちの国民皆保険制度の計画が失敗したときに私の心の支えになってくれました。そのおかげで私は、両党の指導者と協力して、この国の800万人の子どもたちを対象とする児童医療保険プログラムの作成を手伝うことができました。

ここに優雅に力強く立っていたローレン・マニングさんは9.11のときに大けがをしました。彼女やデビー・ステージさん、そして、皆さんがその姿を映画で見たジョン、ジョン・ドーランさん、ジョー・スイーニーさん、そして、すべての犠牲者や生存者の存在を考えられたおかげで、私は9.11の遺族や爆心地での活動によって病気になった救急隊員たちのために、上院で自分にできるだけの努力をすることができたのです。10年後のホワイトハウスのシチュエーションルームで、ついにオサマ・ビン・ラディンに正義を下すことになった勇気ある決断をオバマ大統領がしたとき、私が考えていたのはローレン、デビー、そして、そのほかのすべての人たちのことでした。

今回の選挙戦で、変革のために戦い続けるためのやる気を起こさせてくれる方々にさらにたくさんお会いしました。皆さんの助けによって、私は皆さんのすべての声と物語をホワイトハウスに持って行きます。そして、皆さんは私たちの選挙戦を支援してくれている共和党員や無所属の人たちの声を聞いたと思います。私は、民主党員、共和党員、無所属の人たち、苦労している人たち、努力している人たち、成功している人たち、そして、私に投票してくれる人と、そうでない人のすべての人のための、すべてのアメリカ国民のための大統領になります。

今夜、私たちはより完璧な国に向かう国民の行進という意味で、大きな節目に到達しました。主要政党が初めて大統領候補に女性を指名したのです。私は自分の母の娘として、自分の娘の母としてここに立ち、この日が来たことを本当にうれしく思います。私は、孫を持つ女性や少女、そして、その間に入るすべての人のためにうれしく思います。少年や男性の皆さんのためにもうれしく思います。なぜなら、アメリカで障壁が取り払われるときには必ずすべての人にとっての道が開かれるからです。何しろ、天井がなければ可能性は無限なのです。

アメリカ中にいる1億6100万人の女性や少女全員が自分にふさわしい機会を持てるようになるまで、私たちは歩みを止めるべきではありません。しかし、今夜、私たちが作る歴史よりも重要なのは、これから私たちが一緒に作る歴史です。まずはこの国の働く人たちが成功し、成功し続けるための力になることから始めましょう。

オバマ大統領とバイデン副大統領は、私たちの生涯で最悪の経済危機から私たちを救いましたが、その功績を十分認められていないと思います。この国の経済は、彼らが就任した当初よりもはるかに強くなりました。1500万人近い新たな雇用が民間部門で生まれました。健康保険を持つ国民の数は2000万人増えました。自動車業界は過去最高の年を経験したばかりです。

これは真の進歩です。しかし、私たちの誰一人、現状に満足することはできません。決して満足することはできません。私たちは依然として、不況のかなり前に生まれ、景気回復の間もずっと消えなかった根深い問題に直面しています。私は全国を回り、勤労世帯の話を聞きました。経済は自分たちのために機能していないと感じる多くの人の話を聞きました。皆さんの中には、いらだちを感じたり、激しい怒りすら感じている人もいます。実は皆さんは正しいのです。経済は本来機能すべき方法では機能していません。

アメリカ人は仕事熱心です。しかし今、本当に多くの人たちが、自分のやる仕事に対して払われる敬意がどんどん減っていると感じています。そして、自分たちに対する敬意もです。私たち民主党は働く人々の党です。しかし、私たちは、皆さんの苦労を理解していることを示すという点では十分よい仕事をしてきたとは言えません。私たちは皆さんの力になるために行動を起こします。

今夜、国民がよりよい生活を送れるように私たちがどのようにして彼らに力を与えるのかを語りたいと思います。大統領としての私の主要な任務は、ここアメリカで賃金の上昇を伴うよい仕事や機会をもっと生み出すことです。私の就任初日から任期の最終日までそれは変わりません。特にあまりに長い間除外され取り残されてきた場所ではそうです。スラム街から小さな町まで、先住民の住む地域から石炭産業が盛んな地域まで。依存症に悩まされている地域から工場の閉鎖によって空洞化した地域までです。

私が確信していることをお話ししましょう。私はアメリカは中産階級が繁栄するときに繁栄すると確信しています。この国の経済は本来あるべき方法で機能していないと確信しています。それはこの国の民主主義が本来あるべき方法で機能していないからです。だから私たちは、政治からお金を排除し、投票権を制限するのではなく拡大する最高裁判事を任命する必要があるのです。そして、必要なら、私たちはシチズンズ・ユナイテッド裁判の判決を覆すための憲法修正案を通します。

私は、この国から多くの恩恵を受けたアメリカの企業は、愛国心を持ってその恩返しをすべきだと確信しています。彼らの多くはそうしていますが、そうしていない企業が多すぎます。片方の手で税の優遇措置を受け取り、もう片方の手で解雇通知を手渡すのは間違っています。私はウォールストリートがメインストリートを破壊することは二度と許してはならないと確信しています。

そして、私は科学を信じています。私は気候変動は真実であり、給料のよいクリーンエネルギーの仕事をたくさん生み出しつつ、この惑星を救うことができると確信しています。

私はこの国の経済に貢献してくれている多くの勤勉な移民の人たちを追い出そうとするのは自滅的で非人道的だと確信しています。包括的な移民制度改革はこの国の経済を成長させ、家族が一緒に住むことを可能にします。それがなすべき正しいことなのです。

どの党に属していても、完全な無所属でも、こうした信念を共有する人は、この選挙戦に加わるべきです。企業は幹部手当を増やすのではなく利益を共有すべきと考える人は、私たちに加わってください。最低賃金は生活賃金と同じであるべきで、フルタイムで働く人は誰も、貧困の中で子どもを育てるのを余儀なくされることはあってはならないと考えている人は私たちに加わってください。アメリカのすべての男性、女性、子どもには、手ごろな料金の医療保険に入る権利があると考えている人は私たちに加わってください!不公平な貿易協定にはノーと言うべきで、私たちは中国に立ち向かうべきで、鉄鋼業界や自動車業界の労動者や国内で育った製造業者を支援すべきと考えている人は私たちに加わってください。社会保障を拡充し、女性が自分の医療に関する決断を下す権利を守るべきと考えている人は私たちに加わってください。そして、そうです、自分の働く母親、妻、姉妹、娘が平等な賃金を得るべきと考えている人は私たちに加わってください。私たちはこのようにして、この国の経済が最上位層の人々だけでなく全員にとって機能するようにします。

皆さんは、ドナルド・トランプ氏の口から党大会でこのようなことばを全く耳にしなかったでしょう。彼は70分余り話しました。それは異様なスピーチでした。そして、彼は解決策を一切提示しませんでした。しかし、私たちはすでに彼がこうしたことを信じていないことを知っています。彼が自分の計画について語るのが嫌いなのも無理はありません。すでにお気づきかもしれませんが、私は自分の計画について語るのは大好きです。

私は任期の最初の100日間で、両党と協力して、給料のよい新しい仕事への、第二次世界大戦以来最大の投資法案を通します。それは製造業、クリーンエネルギー、テクノロジー、イノベーション、中小企業、インフラなどの仕事です。今、インフラに投資をすれば、今日の雇用を生み出せるだけでなく、将来の雇用の下地を作ることができます。

私たちは、若者をこうした仕事に備えさせる方法も変革します。バーニー・サンダース氏と私は協力して、中産階級のために大学の学費を無料化し、すべての人にとって借金がないようにします。私たちはすでに学生ローンを抱えている多くの人たちも解放します。ドナルド・トランプ氏が彼の借金を無視できて、学生や家族が借金の借り換えができないというのは正当ではありません。

そして、私たちが十分な頻度で口にしていないことがあります。確かに大学はとても重要ですが、四年制の大学の学位がよい仕事への唯一の道であってはなりません。私たちは、もっと多くの人々がスキルを学んだり、仕事を覚えてたりして、よい生活を送れるように力になります。私の父のような中小企業を後押しして、融資を受けやすくします。あまりに多くの夢が銀行の駐車場で頓挫しています。アメリカでは、夢を見ることができるのなら、それを実現できてしかるべきです。

私たちは、皆さんが家庭と仕事を両立させるのを助けます。手ごろな料金の託児所や有給家族休暇のために戦うことが「女性のカード」を利用していることになるのなら、私もそこに加えてもらってけっこうです。

もう1つ申し上げることがあります。私たちはこれらの投資すべてを行なうだけではありません。私たちはそれらの1つ1つに対してお金を払います。その方法を説明しましょう。ウォール街、企業、超富裕層には、公平な税負担額を払ってもらいます。これは私たちが彼らの成功に腹を立てているからではなく、利益の90%以上が最上位の1%の手に渡っているかぎり、お金はそこにあるからです。そして、私たちはそのお金を追跡します。企業が税の優遇措置を受けていながら雇用を海外に移すのなら、私たちは彼らに返金させます。そして、そのお金を本来の目的に使います。つまり、国内で雇用を創出することです。

皆さんの中には自宅にいて、「それはみんな聞こえはよいけど、どうやってそれを実現するのか?ワシントンのこう着状態をどうやって打破するのか?」と思っている人もいるでしょう。私の実績を見てください。私は共和党とも協力して法律や条約を可決し、多くの人たちを助ける新しいプログラムを立ち上げてきました。私にチャンスを与えてくれれば、私は大統領になってもそれと全く同じ仕事をします。

しかし、「トランプ氏は実業家だろう。彼は経済に詳しいはずだ」と考えている人もいるでしょう。それでは詳しく見てみましょう。ここから60マイル(約96キロメートル)のところにあるアトランティックシティでは、ドナルド・トランプ氏が請求書の支払いを拒否したせいですべてを失った請負業者や中小企業の姿が見られるでしょう。昨夜、大統領が言ったことを思い出してください。ブーイングではなく投票をしましょう。

ただ、これを考えてみてください。仕事をしてお金を必要としていた人たちは、彼がそのお金を彼らに払えなかったからではなく、彼らに払うつもりがないという理由によって、理不尽な目に遭わされたのです。彼が大統領になるために使っている宣伝文句を知っていますか?「彼を信じれば、大儲けできる」というやつです。それは、あのすべての中小企業に対して彼が使ったのと同じ宣伝文句です。しかし、トランプ氏は立ち去り、働く人々に貧乏くじを引かせたのです。

彼はアメリカを最優先することについても大それたことを言っています。アメリカ最優先のどの部分が理由で、彼はコロラドではなく中国でトランプブランドのネクタイを作り、ミシガンではなくメキシコでトランプスーツを作り、オハイオではなくトルコでトランプ家具を作り、ウィスコンシンではなくインドでトランプ額縁を作っているのか説明してほしいです。

ドナルド・トランプ氏はアメリカを再び偉大な国にしたいと言っています。彼はまず、実際に再びアメリカでものを作ることから始めるべきです。

この選挙で私たちに突きつけられた選択肢は、国家安全保障という点でも同じように対照的です。ニュースを読んでいる人なら誰でも、私たちが直面している脅威や混乱を認識できます。バグダッドやカブールからニースやパリやブリュッセルまで、サンバーナーディーノからオーランドまで、私たちは打倒しなければならない決意の固い敵に対処しています。当然、人々は心配になり、安心させてくれることばや揺るぎないリーダーシップを求め、「私たちは世界中の同盟国と協力し、国内の退役軍人を大事にするときのほうが強くなれる」ということを理解する指導者を求めます。この国の安全を守ること、そして、その仕事をする人たちに栄誉を授けることは私の最優先事項です。

私は、私たちが1発の発砲もせずに、イランの核開発プログラムにふたをしたことを誇りに思います。私たちはこれからそれを施行しなければなりません。そして、イランの安全保障を支援し続けなければなりません。私は、私たちが気候に関する世界的な合意を形成できたことを誇りに思います。これから、私たち自身も含めてすべての国にその確約に対する説明責任を取らせなければなりません。そして、私は、ロシアの脅威を含め、NATOの同盟国が直面しているあらゆる脅威に対して、彼らの味方でいられたことを誇りに思います。

私はISISを打倒するための戦略を提示しました。私たちは彼らの避難場所を空から攻撃し、地上で彼らを掃討する現地の部隊を支援します。私たちは、攻撃が起きる前にそれを検知して防げるように情報活動を強化します。この国で若者に触手を伸ばし、過激な思想に染めようとする彼らのインターネット上の活動を阻止します。これは簡単でも、すぐにできることでもありませんが、私たちは間違いなく勝利します。

ドナルド・トランプ氏は言います。これは彼の実際のことばです。「私は将軍たちよりもISISについてよく知っている」いいやドナルド、それはありえません。

彼は私たちの軍よりも多くのことを知っていると自分では思っています。なぜなら彼の主張によれば、私たちの軍は「ひどい状態」だからです。私は上院議員として軍事委員会に所属していたときを含めて何年もの間、軍や退役軍人の方たちと緊密に協力する機会に恵まれました。だから私は彼がどれだけ的外れかを知っています。私たちの軍は国の宝です。私たちはこの国が直面する最も困難な決断を最高司令官に委ねます。それは戦争や平和、生死に関わる決断です。大統領は命をかけてこの国に尽くしている人たちに敬意を払うべきです。その中には、カーン大尉やティム・ケイン氏やマイク・ペンス氏の息子たちも含まれます。彼らは2人とも海兵隊員です。自分に問いかけてみてください。ドナルド・トランプ氏には最高司令官になるための気質があると本当に思いますか?ドナルド・トランプ氏は荒っぽい大統領選の選挙運動をうまくこなすことすらできません。彼はほんの少し挑発されただけで冷静さを失います。記者から厳しい質問を受けたとき、討論会で異議を唱えられたとき、集会で抗議をする人を見たときもそうです。彼が大統領執務室で本当の危機に直面している姿をあえて想像してみてください。ツイートで釣れるような人に核兵器を委ねることはできません。

キューバ危機のあとのジャッキー・ケネディ夫人の発言ほど、それをうまく言い表したことばはないでしょう。彼女はこう言いました。ケネディ大統領がとても危険な時期に心配していたのは自制心や抑制の効く大きな男ではなく、恐怖やプライドで動く小さな男によって戦争が始まる可能性だったと。アメリカの強さは暴言を吐くことから来るのではありません。その強さは、賢さ、分別、冷静な決意、そして、正確に戦略的に力を行使することで成り立っているのです。私はそのような最高司令官になることを約束します。

真剣に国の安全を守ることを考えるなら、銃関連のロビー団体からお金を受け取っている人を大統領にすることはできません。私はここで憲法修正第2条の撤廃を主張するつもりはありません。皆さんの銃を取り上げるつもりもありません。ただ、そもそも銃を持つべきではない人間に皆さんが撃たれるようなことはあってほしくないのです。私たちは責任ある銃所有者と精力的に協力して常識的な改革案を可決し、犯罪者、テロリスト、そして、私たちを傷つけようとするその他のすべての者の手に銃が渡らないようにします。

何十年もの間、人々はこの問題は解決するのが難しすぎるし、それに関わるのは政治的に危険すぎると言ってきました。しかし、皆さんにお聞きします。ただ傍観していることなどできますか?このステージで皆さんは銃の暴力によって肉親を殺された遺族の姿を見て、その声を聞いたはずです。自分たちよりも多くの武器を持つ犯罪者によって職務中に殺された警察官の遺族の姿を見て、その声を聞いたはずです。私はこの問題に関しては合意点は見つけられないという考えは拒否します。 私たちは、銃だけでなく、人種、移民やその他の問題におけるこの国の亀裂を癒やす必要があります。

それは、お互いの声に耳を傾け、できるだけお互いの立場に立とうとすることから始まります。だから、組織的な人種差別の影響に直面し、自分の命が使い捨てであるかのように感じさせられている黒人やヒスパニック系の若者の立場に立ってみましょう。自分の子どもや配偶者に毎日「行ってきます」のキスをして、危険ではあるけれども必要な仕事に向かう警察官の立場に立ってみましょう。私たちは刑事司法制度を隅々まで改革し、警察と彼らが奉仕する地域社会との間の信頼を築き直します。そして、私たちは私たち全員の権利を守ります。それは、公民権、人権、投票権、女性の権利、労動者の権利、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちの権利、障害のある人たちの権利です。そして、私たちは、卑劣で対立をあおるようなことばには、それが誰から発せられたものであっても立ち向かいます。

この1年、多くの人が、ドナルド・トランプ氏の発言を笑い飛ばし、彼のことをショーを催しているエンターテイナーとして許してしまうという間違いを犯してきました。彼らは彼が本気であのようなさまざまな恐ろしい発言をしているわけがないと考えていたのです。例えば、彼は女性を「豚」と呼んだり、アメリカ人の判事を「メキシコ系の出自だから公平な裁きができない」と言ったり、障害のある記者をばかにしてまねしたり、ジョン・マケイン氏のような戦争捕虜を侮辱したりしてきました。マケイン氏は尊敬されるべき英雄で愛国者です。

私も認めます。最初は私も彼が本気でそのようなことを言っているとは信じられませんでした。この国を率いたいと考えている人があのようなことを言って、あのような態度をとるなんて理解しがたかったのです。しかし、悲しい真実があります。ドナルド・トランプはほかにはいません。これが彼なのです。結局のところ、大事なのは彼が「何を理解していないか」です。それは「アメリカが偉大な国であるのは、アメリカが善良であるからだ」という事実です。

偏見や大言壮語はもうたくさんです。ドナルド・トランプ氏は真の変革を提示していません。彼が提示しているのは空約束です。私たちは何を提示しているでしょうか?国中の人々の生活を改善し、皆さんの安全を守り、よい仕事に就いてもらい、皆さんの子どもたちに彼らにふさわしい機会を与えるための大胆な政策です。

友人の皆さん、これは明らかな選択です。すべての世代のアメリカ人はこの国をより自由に、より公平に、より強くするために結束してきました。私たちの誰も、それを1人でやった人はいないし、1人でできる人はいません。私たちを分裂させる要因がとてもたくさんあるように見える今、私たちがどうやって協力できるのか想像するのが難しいかもしれないことは私も理解しています。しかし、今夜ここで申し上げたいのは、進歩は可能であるということです。私には分かります。なぜなら、私は全国で打ちのめされてもすぐに立ち直る人々の人生の中にそれを見てきたからです。

そして、私は自分自身の人生の経験からもそれを知っています。 みずからを奮い立たせて仕事に戻らなければならなかったことは数回ではありません。私の人生におけるほかの多くの教訓と同じように、このことも私は母から学びました。彼女はどんな試練からも逃げることを許してくれませんでした。私が近所のいじめっ子から隠れようとすると、彼女は家のドアを閉めて「外に戻りなさい」と言いました。彼女の言うとおりでした。いじめっ子には立ち向かわなければなりません。勝つ確率が低く獰猛(どうもう)な敵が相手でも、状況をよくするために頑張り続けなければなりません。

母が亡くなってから数年になりますが、私は毎日、母がいないことを寂しく思っています。そして、私には今でも、たとえ何があろうと正しいことのために努力を続け、戦い続けるよう私を促す母の声が聞こえます。それこそ私たちが国として結束してすべきことです。ミュージカル「ハミルトン」の歌にあるように、「私たちは栄光を目にするまでは生きられないかもしれないけど、戦いに喜んで参加しましょう」「実が成るのを自分では決して見られないような種を庭に植えた」という遺産を残しましょう。

だからこそ私たちは、このホールにいるだけでなく、この地球にいるのです。建国の父たちが、そして、それ以来多くの人が私たちにそれを示してくれました。彼らは国への愛によって、そして、あとに続くすべての世代のために、よりよい何かを築こうとする無私無欲の情熱によって結束しました。それがアメリカの物語です。そして、私たちは今夜、新たな一章を始めます。

そうです、世界は私たちのすることに注目しています。そうです、アメリカの運命は私たちが選ぶべきものです。だから国民の皆さん、結束して強くなりましょう。勇気と自信を持って未来に目を向けましょう。私たちの愛する子どもや愛する国のためによりよいあしたを築きましょう。私たちがそれをすれば、アメリカはこれまで以上に偉大な国になります。

ありがとうございます。皆さんとアメリカに神のご加護がありますように。

 

 

 

http://www3.nhk.or.jp/news/special/2016-presidential-election/democratic4.html

 

 

ヒラリー・クリントンは、軍事や経済に

バランスがとれた政策といえる。

公立大学無償化をサンダースと協力してやると言っている。

やったぜバーニー!

ヒラリーの政策はバランスがとれているといえる。